【初心者向け】UE5のコンテンツブラウザの操作方法

UE5-introduction

コンテンツブラウザとは、Unreal Engine5のプロジェクトにインストールされているアセット一覧を表示するウィンドウのことです。

アセットの追加、編集、削除等は、このウィンドウから行います。
Unreal Engine5で作業する際、最も操作するウィンドウの1つです。

ここではコンテンツブラウザの操作方法を解説します。

コンテンツブラウザの表示方法

コンテンツブラウザを表示する際は、以下のいずれかの手順で行います。

・フッダーのメニュー欄>コンテンツドロワーをクリックする

・メインメニュー>ウィンドウ>コンテンツブラウザ>コンテンツブラウザ1~4をクリックする

・ビューポートをクリックしてから Ctrl+Space をクリックする。

コンテンツウィンドウは最大4つ同時に表示することが可能です。
複数のウィンドウで異なるフォルダを閲覧できるため、効率よく作業できるよう配置しましょう。

コンテンツブラウザのインターフェース

①メニュー欄
・『+追加』:アセット追加メニュー表示する。ブラウザ内右クリックでも表示できます。
・『インポート』:UE5外からデータをインポートする。
・『すべて保存』:編集したデータすべてを保存する。
・『←/→』:前後で表示していたフォルダを表示する。
・『ファルダ』:表示中フォルダのパス
・『設定』:コンテンツブラウザの表示設定を編集できます。
      ここから、②のお気に入り欄を表示させる設定が行えます。

②ソースパネル
UE5内データのソースツリーを表示・選択できます。
・『コレクション』:お気に入りのような機能です。
          ソースツリーに影響させずにデータ管理する際に活用できます。

③フィルタ
④のメニュー欄でフィルタ指定した関連データを表示させる機能です。

④アセットビュー
②で選択したフォルダ内のデータを表示します。
上部の検索欄から表示するデータを絞り込むこともできます。
また、検索条件を保存することもできます。
上部検索欄左側の三本線からは、③のフィルタを指定できます。

コンテンツブラウザの操作方法

既存フォルダの階層直下にサブフォルダを作成する

①コンテンツブラウザの任意の既存フォルダを右クリックし「新規フォルダ」を選択します。

②既存フォルダの直下に新規フォルダが追加されるため、任意の名前を入力しましょう。

アセットのインポート

UE5外部データからデータをインポートしたい場合、メニュー欄の「インポート」から行います。
詳しくは、【初心者向け】UE5のアセットのインポート手順を参照してください。

UE5のアセットデータは、インストール時の元データのソース記録も反映されます。
アセットデータのUE5外での格納場所が指定してある場合、指定場所にデータを移動してからインストールを行うようにしましょう。

アセットの編集

任意のアセットを右クリックすることで、各編集が行えます。
アセットの移動やコピーはドラッグ&ドロップで行えます。

データの相互参照を確認する/参照ビューア表示

任意のデータを右クリック>参照ビューアから相互の参照先を確認することができます。
データを選択した状態で「Alt+Shift+R」でも表示できます。

データを保存する

編集データが保存されていない場合、該当データに🌸マークが表示されます。
未保存データはUE5は不意に落ちたりした場合、編集データが消える恐れがあるのでこまめに保存しましょう。

任意のデータ保存は、該当データを右クリック>「保存」をクリックするか、該当データを選択した状態で「Ctrl+S」で行えます。

編集データすべてを一括保存する場合は、「Ctrl+Shift+S」で行えます。
保存したくないデータが含まれる場合は、コンテンツブラウザのすべて保存をクリックすることで、任意のデータを除外して一括保存できます。

ソースパネルを整理する

ソースパネルには、デフォルトで表示されている項目以外に、特定の操作することで表示できるフォルダや項目があります。

お気に入り

よく使うフォルダを登録して表示できます。
①の設定>「お気に入りを表示」にチェックを入れることで表示できます。
任意のフォルダを右クリック>「お気に入りに追加」or「お気に入りから削除」から追加削除します。

コレクション

よく使うアセットデータを登録して表示できます。
使い方は以下の通りです。

①コレクション右に表示されている⊕をクリックします。

②任意のコレクションの種類を選択します。

③作成されたコレクションに名前を付けます。

④任意のデータをドラッグ&ドロップすることでコレクションに追加できます。
 削除したい場合は、データを右クリック>「○○から削除」を選択して削除できます。
 コレクションを削除するときは、削除したいコレクションを右クリック>「削除」で行えます。

Developers フォルダ

チーム制作を行う上での個人的なテストデータを格納することを想定したフォルダです。
①の設定>「デベロッパーコンテンツを表示」にチェックを入れることで表示できます。
チーム制作に関わる際は、活用してみましょう。

エンジンフォルダ

UE5の基本機能に関わるデータが格納されています。
①の設定>「エンジンのコンテンツを表示」にチェックを入れることで表示できます。

コンテンツブラウザの注意点

コンテンツブラウザでのデータは、ローカス環境でも同じフォルダ構造で構築されます。
ただし、基本的にデータの移動・複製・編集・削除は、UE5内で行いましょう。
UE5内での相互参照記録等にトラブルが生じないようにするためです。


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