【Adobe Substance 3D Collection】ツール紹介

『Adobe Substance 3D Collection』は３D制作で活用できるツールがセットになっているサービスです。

『Substance Painter』や『Substance Designer』などのTexture製作ツールや、『Substance Modeler』などの３Dモデル製作ツールが含まれます。

今回は『Adobe Substance 3D Collection』のサービスで利用できる各ツールについて解説していきます。

Adobe Substance 3D Collection のプランの種類

『Adobe Substance 3D Collection』で利用できるプランは3種類あります。

『Substance 3D Collection』はすべてのツールが利用できるプランです。

『Substance 3D Texturing』は、Texture作成系のツールが含まれたプランです。

『3D Collection』は法人向けのサービスで、サポートサービスが充実しているプランです。

また、体験版では1か月無料で『Adobe Substance 3D Collection』を利用できます。

各ツールの解説

『Adobe Substance 3D Collection』で利用できる主なツールは全5種類です。
それぞれのツールの特徴について解説します。

Substance 3D Modeler

『Substance 3D Modeler』は、スカルプトによって3Dモデルを制作するモデリングツールです。
PCでの操作だけでなくVRヘッドセットを使用したVR空間でのモデリングも可能です。

作成した３Dモデルは、FBX、GLTF、OBJ、USDの形式で出力することができます。

Substance 3D Sampler

『Substance 3D Sampler』は、写真や画像を通じて現実世界の物質の情報を分析し、メッシュや３Dマテリアルを生成するツールです。『Substance 3D Designer』や『Substance 3D Painter』と連携して活用できます。

Substance 3D Designer

『Substance 3D Designer』は、ノードベースのテクスチャ生成ツールです。ノードベースなので、簡単な調整でバリエーション豊富なテクスチャを生成できる他、解像度の調整やシームレステクスチャの生成も簡単に行えるため、多くの製作現場で重宝されているツールです。

Substance 3D Painter

『Substance 3D Painter』は、3Dモデルを直接着彩ペイントを行う３Dペイントツールです。ペイント結果はテクスチャとして出力もできる他、出力後の用途に合わせたテクスチャ出力もできるため、３DCG製作現場で重宝されているツールです。

Substance 3D Stager

『Substance 3D Stager』は、３Dシーン構築をするためのデザインツールです。レイアウトやテクスチャ、ライティング、フレーム、レンダリング等に特化したツールが集約されています。

Substance 3D Assets

『Substance 3D Assets』は、3Dアセットライブラリです。『Substance 3D Assets』に含まれるモデル、マテリアル、ライトなどの３Dアセットデータをダウンロードし、Substance 3Dツール内で活用することができます。

『Adobe Substance 3D Collection』は、従来のAdobeの提供サービスであるAdobe Creative Cloudには含まれておりません。
そのため、別途『Adobe Substance 3D Collection』のサービス契約が必要になります。
詳しくは公式サイトを参照ください。