Blenderは、無料の3DCG製作ツールです。
多機能かつ安価な特徴から、プロからアマチュアまで幅広いデザイナーに使われているツールです。
ここではBlenderのインストール方法を解説します。
インストール前の確認事項
Blenderをインストールする前に、以下の点について確認しましょう。
PCのスペック
Blenderの推奨スペックは以下の通り。
- Windows10 or 11
- 8コアCPU
- 32GBメモリ
- 8GBVRAMのGPU
動作最小環境は、Windows 8.1、SSE4.2 をサポートする 4 コア、8GBメモリ、2GBVRAMのGPUです。※最新情報は公式サイトをご参照ください。
使用目的に応じたスペックを整えましょう。
Blenderをインストールする
Blenderのインストール方法を解説します。
①Blender公式サイトのBlenderダウンロードページにアクセスします。

②「Download Blender4.1.1」をクリックするとインストーラーのダウンロードが始まります。
※Windows以外をお使いの方は、「MacOS,Linux,and othet versions」から作業環境に対応したバージョンを選択してください。
③ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして起動します。
④セットアップウィンドウが開くので「Next」をクリックします。

⑤ライセンス契約の内容を確認し、「I accept the terms in the License Agreement」にチェックをし、「Next」をクリックします。

⑥Blenderのインストール場所を指定します。Locationに示される場所以外にインストールする場合は、「Browse…」をクリックし変更します。最後に「Next」をクリックします。

⑦「Install」をクリックするとBlenderのインストールが開始されます。
⑧インストール完了したら「Finish」をクリックして完了です。
Blenderの初期設定
デスクトップへBlenderのショートカットが自動生成されます。
デスクトップのショートカットをダブルクリックすることでBlenderが起動します。

初回起動時のみ以下の初期設定を行います。
①「Language」のプルダウンメニューから言語設定を行いましょう。
設定言語を切り替えると、速やかにすべてのメニュー欄の言語も切り替わります。
②ショートカットの設定は「Blender」に設定します。
③選択ボタンは任意のボタンに設定します。
④スペースは「再生」のまま設定します。
⑤テーマは、作業しやすいウィンドウデザインのものを選びましょう。
⑥上記の設定が完了したら「続ける」をクリックし、初期設定は完了です。
※Blenderの設定は、メニュー欄の「編集」>「プリファレンス」からも変更可能です。
Blenderの新規プロジェクトを起動する。
次に新規プロジェクトの立ち上げ方を解説します。
初期設定が完了すると下記ポップアップが表示されます。

「新規ファイル」欄から任意のプロジェクトを選択し起動しましょう。
以下にプロジェクトの種類を記載します。
プロジェクト名 | 内容 |
---|---|
全般 | デフォルトのプロジェクト |
2Dアニメーション | 2Dアニメーション特化したプロジェクト |
スカルプト | スカルプト特化したプロジェクト |
VFX | VFX特化したプロジェクト |
ビデオ編集 | 動画編集特化したプロジェクト |
プロジェクト種類:全般
デフォルトの機能を搭載したプロジェクトです。
Blenderの基本的なラーニングや3Dモデリングする際は選択しましょう。

プロジェクト種類:2Dアニメーション
2Dアニメーションに特化したプロジェクトです。
手描き機能が搭載されているためスケッチブック代わりにも活用できます。

プロジェクト種類:スカルプト
スカルプト機能に特化したプロジェクトです。
粘土をこねて立体を作る手法で3Dモデルを制作できます。

プロジェクト種類:VFX
VFXに特化したプロジェクトです。

プロジェクト種類:ビデオ編集
動画編集に特化したプロジェクトです。
動画編集ソフトとしての機能が使用できます。

使用目的に応じたプロジェクトを選択し、起動しましょう。
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